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 不思議な声の物語 by R

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#1ムスタングfeat.三線10

「うっわ〜!いろんなものが売ってるんだね〜!」

「戦後の闇市から、みんなの努力で発展してきたんだよ。庶民の力ってヤツだな。」

「前に来たときより、少しお店減ってるんですか?」

「ん〜、ま、時勢ってもんだな。それでもまだまだ観光スポットとしては、那覇でも一番じゃろ。」

「ねぇねぇ、豚の顔があるよ!」

「あら、定番のコメントね、フフフ。」



君も言ってたでしょ〜に、フフフっだ。



「チラガ〜といってな、酒のつまみにもいいんじゃよ。」

「ミミガ〜は、東京でも居酒屋さんでよく見かけるようになりましたよ。」

「あ、あのコリコリしたヤツのこと?豚だったんだ〜。コーラにも合うよね!」

「お、将来の飲ん兵衛の素質有りじゃな。」

「今でもここでお惣菜買ったら、2階で料理してくれるんですか?」

「ま〜な。じゃが、多少雰囲気が変わってはいるがな〜。」

「え?雰囲気…?」

「ねぇねぇ、真っ青な魚と真っ赤な魚がいるよ!」

「定番、第二弾、フフフ。」



あんたもだったね〜、フフフ。



「毎日ここにこれたら楽しいね〜!」

「ショーン、ジージと住むか?」

「アタシはいいわよ〜。」

「ん〜、でもまだやることがあるから…。」

「東京でいろんなこと、リベンジしなきゃだもんねショーン!」

「うん!もう大丈夫だよ!沖縄を大切に思ってれば、沖縄がボクを守ってくれるんだよね、ね、ジージ!」

「そうさ〜!オマエはどこにいてもパ〜パの血を受け継いでるんだからな。しっかり自信を持ってなんでもやりなさい!」

「うん、そうする!でも、ジージ少し寂しいんでしょ?」

「アッゲ〜、そんなことあるかよ〜!一人でいるほうが気らくだっからよ〜。」

「へ〜、な〜んか変な感じ〜。我慢してるんじゃないの〜?」

「うりゃ!」

「よっと!」



お!ついにオヤジの拳をかわした!しかも入身(いりみ)になってる。



「これはどうじゃ!」

「はっ!えい!」

「痛っ!これこれ年寄りを虐めるな!」

「お父さんたら〜、ハハハ!」

「ハハハ!ん!オマエはホントに才能を受け継いでるようじゃな!」

「ねぇ、お腹減っちゃったんだけど〜。」

「そうだったわよね〜、ハハハ!」

「わかったわかった、2階へ行こう。は〜、お前達といると、腹筋が鍛えられて健康に良いよ!ハハハ!」



このエスカレーターも、な〜んか懐かしい感じがするのはなんでだろうな〜。



「はいはい、そこの3人さん。こっちこっち!沖縄の伝統的なオソバだよ!ここ来たら、食べるがいいよ!」

「…」

「ねぇ、あのオジさん、ジェイクの友達みたいな喋り方だね〜?」

「ジェイクは、シュウのギターの師匠みたいな人で、昔は横浜を仕切ってたくらいの人だったんですよ。だから今でも福建や上海の人達とも仲がいいんで…。」

「ああ…。ワシに向かって沖縄ソバを解説するとはな〜。ここも、知らないうちに、外国人がオーナーになってしまった店が大半と聞いてる。別に真偽の程を調べる気もないがの〜。」

「日本人がフランス料理作ってる時代ですからね〜、ハハ…。」



未雪さん、それとはちょっと違うんじゃ…



「そだの。ま、美味けりゃ良しとするか!こっちの店はウチナンチューがやってる店だから、こっちで食べよう!」



あら、納得なわけ〜?



「さってと、いきなりソーキそば頼むかな。それと定番のフーチャンプルー。」

「え?定番っていったらゴーヤーじゃないんですか?」

「ワシが好きなの!ハハハ!」

「もうジージったら〜、ハハハ!」

「もうすぐ親戚が来るからよ。オマエにお土産持ってくるんだよ。」

「え?なになに?」

「後でのお楽しみ。さ、とりあえず乾杯だな〜!」



そして、宴が始まるのであった!やはり…な、トホホ。



次回、もう少しだけ沖縄編。んじゃ!
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#1ムスタングfeat.三線9

「で、どうでした、資料館は?」

「うん。もっと勉強しなくちゃって思っちゃった。」

「あれ。坊やはおりこうさんなんだね〜。普通君くらいの子は、怖かった〜とか、今の時代に生まれて良かった〜とかしか言わないんだけどね〜。」

「おいおい、ワシの孫じゃよ!その辺の子と一緒にしてもらっては困るさ〜、ハハハ!」

「ねぇ運転手さんも洞窟に隠れてたの?」

「ハハハ、いや私はそれほど歳じゃないよ〜。でもね、いっぱい親や親戚から、その時の話しは聞いているけどね〜。」

「そうね〜、ショーンから見たら、60代も80代もわからないわよね〜。」

「あの〜、私50代ですけど…。」

「あ、あら〜、ハハハ!」



笑ってごまかすなっちゅうの!



「ハハハ!ま、マ〜マ〜のこんな所が気に入ったのかの〜うちのバカ息子は。ハハハ!」



はいはい、そうでございますよ!



「あんまり笑ったから、お腹空いちゃった〜。」

「ママ!そういうのはボクが言うセリフでしょ!」

「ハハハハハ!もうやめてくれ〜!ワシのお腹も空いてきよった〜!」

「あ、あんまり笑わせないでくださいよ〜!運転しずらいじゃないですか〜!ハハハ!」



なんと、なんでもないことで、ここまで盛り上がるんでしょ。でも、なんかいいよね、こういう関係って。



「さ〜着きましたよ。ここからは今の時間帯だと、タクシーで行くより歩いた方が早いですから。」

「そうなの?」

「あ〜、国際通りは時間によって通行制限があるからな〜。」

「どうですか、一緒に食事でも?」

「いや〜美人のお誘いで、行きたいのはやまやまなんですが、もう少し稼がないと…いや、本音は食事したら、島酒吞みたくなっちゃうから、ダメでしょ?運転しなくちゃならんからね〜。」

「ありがとな。あんた楽しかったよ。食事終わったら、空港まで行くから、その辺で休憩しててくれるといいんじゃがな。」

「ありがとうございました。私も楽しかったですよ。また偶然にお会いするのを期待してますね!はい、おつりです。」

「おう。」

「お父さん、それアタシのおつり!」

「ハハハ!みんな面白いね〜!」



ん〜、ますますショーンが一番大人に見えてくるな〜。



「じゃ〜のんびり歩いていくか。途中のお土産屋さんも見ながらでいいな〜。」

「あの〜、一応今回は空手修行が目的…ま、いいですわ!ジェイクにもなんか買ってかなくちゃいけないし。」

「ねぇママ〜。なんで言葉はがっかりしてるのに、顔はニヤケてるの?」



お土産買う気満点じゃないですか、未雪さん!

そう言えば、未雪とこんなふうに、この辺で買い物したんだもんな〜。歳をとるわけだよな〜、あ、オレは変わってないけど…トホホ。



「じゃ、ここの2階で食事したら、空港まで行こうな〜。」

「まき…し?」

「牧志公設市場(まきしこうせついちば)。観光スポットにもなってるのよ。」

「へ〜。じゃ、早く入ろ!」




次回、やはりまだ沖縄編でござる!んじゃ!
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ライブは楽しや!

いや〜、疲れた〜。その疲れの半分以上は打ち上げの泡盛だと知ってはいるのだが…でも…

楽しい!!!!!


昨日、遠くから来てくれた人、古くからの友人達、仕事を早めに切り上げてまで駆けつけてくれた美容師のあなた(昔からヘアメイクをしてくれてたチャンとした男性ですよ)、ボイトレのレッスン生で、半ば強制的に呼ばれてしまったあなた達、おとといの飲み会で、「明日、ライブおいでよ!」と初対面なのに勧誘?されて来るはめになったあなた、武蔵小金井の地元の皆さん、ライブハウスのスタッフのみんな、1年盛り上げてきたライブハウスのオーナー様、一緒に出演したみんな、感謝、感謝です!

ありがとうございました!


バンドメンバーのみんな、お疲れ様でした!

で、どうする?またやる?


空手のおかげで、カラダは動けたけどね。フルパワーの歌は、息切れしてしまいそうであった!


再起動はリセットとは違う、と言ってるんだけど、アップロードに耐えられるカラダを維持し続けるのが、これからの課題かね??

…そう、そんな歳なんです、ハイv^^;


てことで、またみんなで吞みましょう!(やっぱ、これね)んじゃ!
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明日はロック音!

さ〜てと、明日は久々にオヤジバンドもとい、ロックバンドのライブでござる!

業界に入る切っ掛けを作ってくれた人が始めたライブハウスの1周年記念。

なので、何組か出演するから、オイラは3曲だけなんだけどね。


いろんなイベントに、いろんなバンド名で出てたけど、ま、実家というのか、明日のバンドがオイラの本家かね。
日頃レッスンでは、音程とかリズムをうるさく言ってるんだけど、自分のプライベートでは、そりゃもう好き勝手なもんさ〜!あ〜ロックで良かった〜!


武蔵小金井駅から徒歩3〜4分。
イベントスペース ソリッド
042-382-7766
http://eventspacesolid.jounin.jp/
3000円で、飲み物、食べ物付き。18:00オープン18:30スタート。

オイラは、20:30以降に出演のつもり。自由でしょ?

生オイラと吞みたい方、お待ちしとりますエ!


さってと、少し走ってくるかいな。そうそう、オイラのバンド名は、


Kagura〜神座。社会派バンドです。(ビジュアル系のkagrraさんとお間違え無きよう)

んじゃ!
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#1ムスタングfeat.三線8

「ショーン、今のオマエより少しだけお姉さん達の写真がかけてあるんだよ。」

「え?中学生くらい?みんな戦争で亡くなったの?」

「そうさな〜、戦争と言えば戦争なんじゃがな〜。さっき入り口で見たガマな。あんな洞窟が、いっぱいあってよ。アメリカが進行してきた時に、その穴の中へ隠れたわけさ〜。民間人も日本の兵隊もさ〜。ま、この続きは、出口の方で、実際に戦争体験をしたオバ〜たちのフィルムが上映してるから、それを見た方がよ〜くわかるさ。ただな、オマエのオバ〜、つまりワシの奥さんの友達の写真が何枚か飾られているんだよ。だからここは、ただの資料館じゃなくて、同級生と話す場所。自分の代わりに亡くなっていった人達を想う場所なんじゃな、我々にはな…。」

「お母様が亡くなってから…。」

「そう、10年は経つか。ショーンの生まれる少し前だったかな?」



そうだったよな〜。てことは、連続して身内を亡くしたってことか…。
オヤジ…頑張ったんだろうな〜。ごめんな…。



「まったくよ〜。そしたらすぐに修一が逝きよった!ありゃ、わしの面倒みたくないからに決まってるぞ〜。」

「ですよね〜。自分の面倒もろくに見られなかったんですから、ハハハ。」



ハハハ、っじゃねぇよ!前言撤回!クソオヤジが!



「そ、そうなの…?」



ほ、ほらショーンが寂しい顔してきたじゃないの!!



「じょ、冗談よ!パパは正義の味方だったんだから。」



でしょ、でしょ!頼んますよ、ったく。



「だから、刺されちゃったんだけどね…。」



ボソッと言わない!ショーンに聞こえるだろが!



「ショーンよ。オマエの血に流れてる歴史をよ〜く勉強しなさい。オマエが将来、大きくなったとき、自分の役割がわかるようになるからな。」

「うん!なんか、ここの展示されてるモノも、オジーと同じことを言ってるように感じるんだけど、変かな〜?」

「お、聞こえるか。オマエは感性が抜群だな!帰ったら、今の気持ちを唄にしてごらん。」

「でも、ぼくまだ歌はあんまり自信ないんだけど…。」

「おいおい。唄というのはな、テレビ歌手が歌うような歌じゃないぞ。三線のメロディも唄。波のざわめきも唄。風のささやきも唄。花の美しさも唄じゃよ。オマエの心に感じる物を、人に伝えようとした時、それがオマエの唄になるんじゃ。覚えときなさい。」

「はい!わかったよ!」

「お父さんも島唄、唄われるんでしたよね?」

「あ〜、少しだけな。一応免状はもってるけどな。」



え!?そなの?東京じゃ、三線なんか弾ける場所も無かったから、小さい頃に聴いた子守唄くらいしかオヤジの唄なんて聴いた事無かったんだけどな〜。



「そ〜なんですか。シュウは、いっつも島唄習いたかったのにって言ってたんですよ。」

「そうなのか?ワシは、ロックばっかりやってるから、てっきり島唄には興味無いんだと思って、触れないことにしてたんじゃよ。しまったな〜。」



あのね〜。



「償いじゃないが、ショーンには、空手も島唄も三線も、あと…。」

「お酒はまだですよ!」

「あら、ばれたか、ハハハ!ま、いつでも教えてやるから暇ができたら遊びに来るさ〜。」

「うん!」

「よし!じゃ、そろそろ上映時間だから、これを観てから、食事にしよう。公設市場がいいね〜。」

「そうですね。お父さん…ありがとうね〜。」

「お!ウチナ〜のイントネーション!よいよい!ハハハ!」

「お客様、お静かにお願いします。」

「す、すいません、トホホ。」

「ジージ、怒られてんの。」

(ボカッ!)

「って〜。後ろからなんてずるいよ〜!」

「敵は前だけにいるとは限らん!」

「まぁまぁ、その辺で…あたしもトホホ。」



じゃ、オイラも、トホホ。


次回、も沖縄ですね〜、トホホ。んじゃ!
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